テラハ東京出演で話題のイタリア人漫画家ペッペの『ミンゴ』4話の内容と感想(ネタバレ有り)をお伝えします!
ミンゴ3話はこちらです!
ミンゴ/ペッペ 概要
『ミンゴ』~イタリア人がみんなモテると思うなよ~
日本の在留外国人数270万人。
国際都市・トーキョーから始まる異文化交流コメディー!!!
イタリア人ミンゴの等身大の東京デイズ!
出典:週刊スピリッツ46号ミンゴ
ミンゴ/ペッペ《4話》のネタバレ
『ミンゴ 』第4話も読みました?(^^) pic.twitter.com/eG2NaZhwlm
— ペッペ Peppe (@peppedesu) November 12, 2019
Numero.4 ITAりANO
アントニオ、ピエロと三人でスーパーに買い物に来たミンゴ。
日本での生活には概ね満足しているものの、一つ大きな問題があった。
それはお金の問題。日本滞在の先輩であるアントニオとピエロも経験があり、通貨が変わることで金銭感覚が麻痺してしまいつい物価の高い国でお金を多く使ってしまう現象(ディズニーランドエフェクト)が起きていた。
そこでミンゴもお金の使い道を考え、優先順位をつけることに。
服にお金をかけ食費を節約するアントニオと食事にお金をかけ服は貰い物で賄うピエロとで意見が分かれ、また些細なことで喧嘩するイタリア人たちであったが、その両極端な考えにミンゴは「本物のイタリア人は何に一番お金を使うか?」をまとめきれずにいた。
その様子を見たアントニオは、イタリア人の個性は2つにはまとめきれず、4つに分類されることをレクチャーする。
その4つは、ファッション、女、食べ物、サッカー。
それぞれの分野でイタリア人らしさを測るために3人で勝負することになり、3人はそのまま街へ。
第1ステージ。ファッション。人のファッションを観察し、批判できるのがイタリア人だという。
アントニオとピエロは難なくこなすが、ファッションに疎いミンゴは批判できず失格。
第2ステージ。女。イタリアには道ゆく美女を見たら口笛を吹いてからその人を褒める文化があるのだとか。
これもアントニオとピエロは難なくこなすが、ミンゴは口笛すら吹けず失格。
第3ステージ。食事。本物のイタリア人は和製パスタであるナポリタンは出されても手をつけないと言うアントニオ。
しかしピエロとミンゴは普通に食べらる為両者失格。
第4ステージ。サッカー。好きなチームがなくとも自国のチームを応援するのが本物のイタリア人。
これはいける!と思ったものの、試合開始時刻はなんとAM4時…。就寝のミンゴとバーでナンパ中のピエロはあえなく失格。
今回は本物のイタリア人勝負に全敗したミンゴ。イタリア人らしさを身につけられる日は遠そうだ…。
ミンゴ/ペッペ《4話》の感想
イタリア人らしさに注目した回でした。これほんとにイタリア人の文化か?と思いたくなるところもありましたが極端なイタリア人観を持ったアントニオの話は面白いですね。
ミンゴが「本物のイタリア人」に適性がなさすぎて普通に日本人では?と感じて来ました。
イタリア人同士の絡みを見れたら面白そうだと感じていたので、読者としてもこのタイミングで新キャラではなく既存キャラ3人の話を読めるのは嬉しいですね。
今回は芽奈ちゃんが初めて出てこない回でしたが、イタリア人3人で騒がしくする密度の高い話でした。
まとめ
芽奈ちゃんが出ない回ということで、焦りまくるミンゴもいない回でした。自然体なふるまいを見ることができてこういう話も魅力的ですね。
次回週刊スピリッツ51号に掲載される『ミンゴ5話』の感想を書きたいと思います!