2019年8月31日『有吉のお金発見突撃カネオくん~外国人観光客のお金の使い道を大調査SP~』で、岡山県の児島ジーンズストリート、岡山ジーンズの歴史、特徴、工場での制作工程などが特集されました!
“外国人観光客がなぜわざわざ児島ジーンズストリートまで足を運ぶのか。”
岡山ジーンズこだわりの技術がたっぷり放映されていたので、デニム好きの方、見逃した方は要チェックです!
それではいってみましょう!!
目次
国産ジーンズ発祥の地!児島ジーンズストリートの情報
児島ジーンズストリートとは
児島ジーンズストリートは岡山県倉敷市児島にある味野商店街の中にあります。
400m程のストリートの中には40ものジーンズ関連ショップが並んでいます。
国産ジーンズ発祥の地の観光スポットとして注目されています。
ショップ情報など、児島ジーンズストリート公式ページはこちらです→ http://jeans-street.com/
日本製ジーンズの誕生
日本製ジーンズの誕生まで
1960年代、日本でアメリカのジーンズが流行します。
明治以降、岡山県倉敷市では紡績業が栄えていました。
そこで、日本にはない”デニム生地”をアメリカから輸入し縫製したことで、1965年に日本製ジーンズが誕生します。
しかし売れなかった日本製ジーンズ
当時日本で人気だったのは古着感のあるジーンズだったため、新品の国産ジーンズは売れなかったのです。。
そこで!岡山のジーンズ工場は様々な加工技術を生み出していくのです。
岡山のジーンズが外国人に人気の理由とこだわりの技術
手作業で行われるこだわりのユーズド加工
腰回りのシワがダメージとなって浮かび上がる“ヒゲ”を再現する『ヒゲ加工』は、凸凹のあるスポンジでできたアイロン台のような台にかぶせ、やすりがけをしていくそうです。誰にでも簡単にできるものではなく、熟練の力加減が必要だそうで、もちろん手作業でしか出せない技術なんだそう。
“ハチの巣”と呼ばれている、膝裏のシワがダメージとなる部分は、『アイロン立体』という技術が使われています。筒状に裾を通したデニムにシワを寄せながら蒸気を当て、自然なシワをつけていくという技術も、熟練の技が必要なんだそう。
世界初!ストーンを使ったウォッシュ加工
本来、色落ちは、長期間何度も履き動作が加わったり、洗濯などから得られるダメージですが、岡山のジーンズ工場は『ストーンウォッシュ』という技術を開発します。
それまでの『ウォッシュ加工』は洗って色落ちを促進させる方法でしたが、軽石と一緒にジーンズを洗濯することで、本来長時間かけて得られる色落ちや細かい履きシワを短時間で再現させる方法です。
ジーンズ50本に対し40kgの軽石を使用し、専用の洗濯機で一緒に洗うそうです。
岡山発祥!さまざまなユーズド加工が考案される
『クラッシュ加工』は円盤型の電動やすりを使って、外部からのダメージを受け破れたように加工することで、一箇所ずつ手作業で熟練の力加減が要求されます。
『バーナー加工』は、太ももの前面や後面などの生地が使用を経て毛羽立ち、柔らかい手触りとなっていくダメージや色落ち部分が薄っすら茶色くなる使用感を再現させる技術です。
こちらも、生地が焦げすぎないよう加減が重要な熟練の技術となります。
まとめ
国産ジーンズ発祥の地!岡山のジーンズ誕生ストーリーはいかがでしたでしょうか。
デニム好きにはたまらない特集だったかと思います!
児島ジーンズストリートにも行ってみたくなりますね!