テラハ東京出演で話題のイタリア人漫画家ペッペの『ミンゴ』5話の内容と感想(ネタバレ有り)をお伝えします!
ミンゴ4話はこちらです!
ミンゴ/ペッペ 概要
『ミンゴ』~イタリア人がみんなモテると思うなよ~
日本の在留外国人数270万人。
国際都市・トーキョーから始まる異文化交流コメディー!!!
イタリア人ミンゴの等身大の東京デイズ!
出典:週刊スピリッツ46号ミンゴ
ミンゴ/ペッペ《5話》のネタバレ
『ミンゴ 』第5話^__^ pic.twitter.com/dves15sjwc
— ペッペ Peppe (@peppedesu) November 21, 2019
Numero.5 外人アポカリプス
日本語学校の昼休みにアントニオ、マリカと談笑するミンゴ。
そこに珍しくピエロが現れるが、彼が起こしてしまった事件のせいで外人はもうあと30年しか日本にいられない…と深刻に話し始める。
彼はコンビニで大量の1円玉で買い物をしようとしている少年を見つけたのだが、その小銭での会計で店員とトラブルになっている所に拙い日本語で声をかけ、代わりに支払いをしてあげた。
それだけなら美談なのだが、ピエロが買い物を済ませ去る少年を見送った後ふと自分の買い物袋をのぞくと、子供の為に買ってあげたグミを店員が間違ってピエロの袋に入れていたのだ。
ピエロはそのことから少年が外人にグミを盗まれたと誤解、更には外人に深い恨みを持って熱心に勉強し、将来は総理大臣となり30年かけて外人を排斥するのだと言う。
さすがに飛躍しすぎているピエロの妄想に唖然とするミンゴたちだが、ミンゴ・マリカ陣営とピエロ・アントニオ陣営に分かれて外人と日本人の会話問題について争いが始まった。
日本人は優しい、日本語を話せないピエロが悪い!とするミンゴ・マリカに対し、日本人は外人に心を開いてくれない、イタリア人はもっと機転が利く!と主張するピエロ・アントニオ。お互いの掛け合いが言葉のプロレスとなって白熱していった。
白熱しすぎて昼休みを使い果たしたミンゴたち。やはりイタリア人の口論は些細なことでも譲らないのである。
ミンゴ/ペッペ《5話》の感想
今回もイタリア人組がメインの回でした。真剣に「日本を追い出されるかも…」と悩むピエロが可愛かったです。
これまでの話からもわかりますがピエロとアントニオは非常に仲が良いですね。イタリア人らしさが濃く出ていてミンゴと基本的に意見が割れるため一緒にいる時の会話がとても面白いです。
今回の口論はターン制の言葉の攻防がプロレスとして描写されており、主張に懸ける思いの勢いが視覚的に捉えられ、いつも以上にクスリと笑える内容になっていたと思います。
まとめ
連載開始時はアントニオたちの主張に対し「えぇ…それはどうかな…」等の引っ込みがちな反応が多かったミンゴですが、だんだん積極的に話すようになってきており、イタリア人の友人たちと馴染めているのが嬉しいですね。
次回週刊スピリッツ52号に掲載される『ミンゴ6話』の感想を書きたいと思います!